次々更新ヘルスケアブログ

2024/7/2

老化は一定の速度で進むのではなく、30 代から 3 段階で進むことが最新のエイジング研究で明らかとなり、アンチエイジングの概念はこれまでの「抗老化」から「ペース・オブ・エイジング(PoA:老化速度)」をコントロールする考え方へと進化しました。いま、世界で論文報告が急増する PoA 研究で注目すべき内容や、PoA を意識した食習慣のポイント、自身の PoA 度(老化時計タイプ)を評価する 13 のチェックリスト(石原新菜医師 監修)について、一般社団法人ウェルネス総合研究所の主催する PoA 普及プロジェクト「30 代からの意識で老化速度が変わる~海外の研究から紐解くペース・オブ・エイジング~」がセミナーを開催しています。
(ウェルネス総研HP:【セミナーレポート】「PoA度チェックリスト」で“老け見えor若見え”を確認!30代から始めるべき食習慣 | ウェルネス総研レポートonline (wellnesslab-report.jp)

2024/6/23

激しい運動で太ってしまう? ⼀過性の高強度運動が体重増加を促すことを発見 筑波大学 大学ジャーナルオンライン‐2024/6/2 https://univ-journal.jp/245099/高強度運動は、その後の身体活動量の減少と体温の低下を招き、体重増加を促す可能性が明らかとなった。(筑波大学のグループが発表)

2024/6/21

持久力の高い高齢者は作業記憶も優れる:新たな脳内メカニズムを解明
大学プレスセンター‐2024/5/29 https://www.u-presscenter.jp/article/post-53446.html
※これは、公益財団法人 明治安田厚生事業団、学校法人 中央大学、国立大学法人 筑波大学との共同発表です。
【ポイント】
●有酸素能力(持久力)の高い高齢者は認知機能の一つである作業記憶能力が高いことが知られていますが、その脳内メカニズムは解明されていなかったため、近赤外光脳機能イメージング装置を用いて検証しました。
●作業記憶能力テスト中、特に難しい課題に取り組む際、高齢者の前頭前野では若年成人に比べて多くの領域が活動していました。これは、加齢による一部の脳機能の低下を他の領域が補う代償的な脳活動を示しています。
●さらに、有酸素能力が高い高齢者ほど、前頭前野の代償的な活動が顕著であり、作業記憶能力テストの成績が優れていることを確認しました。

2024/6/21

川崎医科大学は 5 月 23 日、疲労の新しい評価方法を開発し、疲労を軽減することが期待される香料 2 種を同定したと発表した。この研究は、同大生化学教室の山内教授、同大衛生学教室西村准教授、塩野香料株式会社の研究グループによるもの。研究成果は、「Scientific Reports」に掲載された。

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金ひげ先生
製薬企業で25年間新薬の研究に従事し、感染症・免疫炎症・中枢領域の医薬品研究開発に深い知識を有する他、国内外の最新医療動向にも詳しい。 最近は漢方やハーブ等、東洋医学にも強い関心をもつ。 薬学博士(Ph D、東京大学)、食品保健指導士、健康食品管理士/食の安全指導士、薬草コーディネーターの資格を保持。

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